
今でこそ、どこでもサクサク繋がるインターネットですが、私が始めた頃は、ネットを繋いでいる間は家の電話が使えませんでした。だから、大事な調べ物は決まって家族が寝静まった夜中。あの不便だった時代から、今の5Gに至るまで、一体何が変わったのでしょうか?
電話回線を占領していた「ダイヤルアップ時代」
電話をかけるように繋ぎ、画像1枚出すのに数分かかった(ピーヒョロロ
あの音はモデム同士が「これから送るよ!」「OK、こっちはこの速度で受け取れるよ!」とデジタル信号で挨拶を交わしている生の声だったんだって! なんかかわいいですよね。
実はあの「ピー・ガー・ピーヒョロロ〜」の音が今の 爆速5Gのご先祖様 なんです!
90年代後半
「受話器を上げたら話し中!」の時代(ダイヤルアップ)・「家の中に変な箱(モデム)が増えた!」の時代(ADSL)
あの頃、ネットを繋ぐと電話が使えないから夜中にコッソリ、今は家族全員が別の部屋で動画を見ても平気。この変化の凄さ!
水道に例えて言うなら、「家の蛇口が一つしかなかった時代」から「家中どこでもシャワーが浴びれる時代」になったような感じ。
家中どこでも繋がる魔法「ADSLから光へ」

あの「解放感」が忘れられない!
家の中に「モデム」という新しい箱がやってきた日のこと。PC9800のブラウン管、ニフティ、お気に入りのフォーラムから流れる言葉だけの世界・・・当時は魔法のような日だったなぁ!
昔の不便を知っている私たちは、今の「当たり前」の凄さを一番知っている幸せな世代かも
2010年以降
【ADSL時代】
電話線そのまま、速度は別次元
「ピーヒョロロ」が消え、パソコンの電源を入れたらすぐ繋がっている(常時接続)の感動。でも基地局(NTTの局舎)から家が近いかどうかで速度が変わる、「ちょっと気まぐれな魔法」だった(^^;
【光回線時代】
「家中でネット」が当たり前に
ADSLから「光(ひかり)」へ。ストローが「巨大な土管」になった。Wi-Fi(無線LAN)の登場で、パソコンを居間から寝室へ持ち出せるように!
「お父さんは書斎で、子供たちはリビングで」家族それぞれが、同時に魔法を使えるようになった。
まとめ 通信速度の進化がもたらしたもの

昔は「文字(ハガキ)」を送るだけだったから、細い電話線(カメ)で十分だった。でも今は、映画や遠隔手術という「巨大な荷物」を運ぶ時代。運ぶものが重くなり、回線が、ロケットに進化した。
2000年代(ADSL時代・左): ダイヤルアップ・ADSL 文字だけの世界。
2010年代(光回線普及・中央):光回線・Wi-Fiの普及 たまに止まるけれど、ストレスなく映像が見えるレベルに。
2020年~(5G・10G光・右): 衛星通信、離れた病院のロボットアームを操作して「遠隔手術」を行える速さに。
まとめ
| 種類 | 今の状況 | 特徴・補足 |
| 光回線 | 主流(さらに高速化) | 今や「10ギガ」が一般的になりつつあります。 |
| CATV | 継続中 | 地域のケーブルテレビ網を利用。依然として現役です。 |
| ホームルーター | 新主流(コンセントに挿すだけ) | 工事不要で、5Gの電波を拾って家でネットができるタイプ。 |
| 衛星通信 (Starlink) | 新勢力 | 空から電波を受信。山間部や災害時に強い。 |
| ADSL回線 | 【完全終了】 | 2025年1月末にすべてのエリアでサービスを終えました。 |
| ISDN回線 | 【終了間近/縮小】 | 一般向けはほぼ終了。一部法人用も2028年末に完全終了予定。 |
| アナログ電話回線 | 【切り替え完了】 | 2024年に設備が新しくなり、電話機はそのままで中身はデジタル化。 |
■おわりに
こうして振り返ってみると、インターネットの30年は、私たちの「待つ時間」を削り、「できること」を魔法のように広げてくれた歴史でした。
夜中にこっそり電話線をつないでいたあの頃、まさか“手のひらのスマホで映画を観る自分”なんて想像もしませんでした。
どんどん技術が進化していく中で、変わらないものがひとつあります。未完成なものを面白がる気持ちです。
新しい技術は、私たちの暮らしをちょっと楽しく、ちょっと便利にしてくれるためのもの。
「5Gってよく分からない」 そんなふうに感じても大丈夫。
あの“ピーヒョロロ”を乗り越えた私たちなら、これからの進化もきっと楽しめます。
一緒に、ゆっくり面白がりながら進んでいきましょう。
