以前、「体に必要な栄養素の話」で、
体に不可欠な栄養素は、サプリメントで補うのが手っ取り早く、体は毎日生まれ変わるのでサプリメントも「毎日」続ける必要があります。というお話をしました。
そのために絶対譲ってはいけない事は 安心・安全な品質であること です。
今回はそのサプリメントを選ぶ時の着眼点についての情報です。
日本ではサプリメントは食品に分類
サプリメントは健康食品の一種であり、日本では食品に分類されています。なので医薬品のような、国の審査はなく、品質管理基準は各企業に委ねられている部分が多いです。つまり、サプリメントと名前をつけてどんなものでも、誰でも売ることができます。ちょっとびっくりですよね。
さらに、ラベル表示通りの成分量が入っているかの検査は日本では義務付けられていないとのこと。
2008年8月に国民生活センターより公表されたテスト結果によると日本製の18銘柄はどれも達していなかったそうです。わぉ!
体験談が記載されているので信用できる。薬局で販売しているから大丈夫と、思っちゃダメということです。
GMP基準ってなに?
さて、予備知識として、GMP基準のことを知りましょう。
GMP基準とは、「Good Manufacturing Practice」の略。
日本語では、「適正製造規範」と訳されます。
「GMP認定マークがついているか」「GMP規格を遵守して製造されているか」は、国産のサプリメントを選ぶ際の大切なポイントです。
ところが・・・・ココ大事!
日本のGMP基準は任意 米国のcGMP基準は法律 つまり、日本の基準は米国と比べると非常に緩いということを頭の片隅にいれておいてください。
米国のGMP基準には「c:最新版の」の文字が追加されており、試験方法も含め常に最新のものに更新されているそうです。
※ 余談ですが・・・食品添加物の認定基準も日本は海外に比べると緩いそうです。
サプリを選ぶ時の着目点
サプリメントを選ぶときは下記のことをチェックしてください。
- 原料、原産地の記載があり、天然素材でつくられている
- 成分が正確に単位づけ(mg、μg、IUなど)で表示されている
- 1日に飲む量や利用時の注意点など明記されている
- 加工方法を開示している
- 製造業者や販売者の名前が明記されている
- お客様相談窓口の連絡先があること
- 安全性や品質について紛らわしい表現はないか
自分の健康、家族の健康のために、体に取り入れるものですので最新の注意をはらってね。
サプリメントは食事同様、毎日口にするものです。私たちの体を修復してくれるものです。何処でどうやって作られているかを、正しく開示している会社かどうかをチェックしてから取り入れましょう。